ボディケアシールに使われるシンボルは、陰と陽、光と闇、精神と肉体、天と地といった相反する要素の調和(陰陽和合)完全を表しています。
構成する上向きの三角形が能動的原理、男性的原理、陽、火などを示し、下向きの三角形が受動的原理、女性的原理、陰、水などを示す。
これらのシンボルは、使用者の心身のバランスを保ち、安定と調和、完全性をもたらす力を持っています。
シンボルの歴史と文化的背景
六芒星は、キリスト教美術では「海の星」(ステラ・マリス)として聖母マリアを象徴し、賢者の石や相対するエネルギーの調和を表すシンボルとして錬金術でも重要視されました。
イスラエルの国旗にも採用されており、古代イスラエルの賢王ソロモンが魔術に用いたとも伝えられています。
① 六芒星(ヘキサグラム)
六芒星は、正三角形と逆正三角形を組み合わせた形状であり、陰と陽、男性性と女性性のエネルギーの統合を表しています。
図像学的には、上向きの三角形は「火」を表す男性原理で上昇運動、下向きの三角形は「水」を表す女性原理で下降運動をしており、この両者がダイナミックに組み合わさった形である六芒星形は、陰陽の和合、宇宙の秩序を表します。
古くからダビデの星とも呼ばれ、魔除けのシンボルとして知られています。この図形の中には火と水のみならず、さらに風と地の象徴も含まれると解釈される。ゆえに六芒星は宇宙を構成する四大元素のすべてを含む神聖なる図形です。
ヨーロッパ、中東、米国などでは魔除けのシンボルとして広く使用され、錬金術では六芒星を『賢者の石』を象徴し、日本でも伊勢神宮の灯籠に見られるなど、保護や調和を象徴するものとして親しまれています。
② ヘキサゴン(六角形)
六角形は、安定と調和、完全性を象徴する形状です。自然界では蜂の巣(ハニカム)や雪の結晶、水晶などに見られ、古くから長寿や健康、金運を象徴する形とされています。
③ 籠目(かごめ)
東洋において、六角形の籠目は保護と結界のシンボルとされています。この形は日本でも古くから魔除けとして用いられ、調和と安定をもたらす力があると信じられています。
④ フラワーオブライフ
宇宙の根本的なサイクルと生命の本質を象徴する、神秘的な幾何学模様です。花びらのようにも見えるこの模様は、均等に配置された円が重なり合うことで生まれ外周が六角形になっています。フラワーオブライフは、生命の起源や宇宙の秩序を象徴する図形です。
複雑な幾何学模様からなるこのシンボルは、宇宙の調和とつながりを表現しています。
⑤ メタトロンキューブ
神聖幾何学図形のメタトロンキューブは、大天使メタトロンの波動を表した図形で、とても美しいだけでなく、神聖で、強力な護符として効力もある図形です。
メタトロンキューブはフラワーオブライフの発展型ともいわれ、フラワーオブライフの19個の円から出来る形の更に外側に円がもうひとつずつ形成され、その中心に六角形と六芒星が描かれています。
⑥ マカバスター
マカバスターは、古代エジプト語で「マー」は光、「カー」はスピリット、「バー」は肉体・魂を意味します。マカバの形は、星形八面体や星形十二面体など、独特の多面体あり、正面から見ると「六芒星」と同じ形をしており、この形状は魂を異次元へ運ぶ力を持ち、持ち主を守るとされています。人間のヒーリングエネルギーを増幅させる効果があるとも云われており、「調和・安定・完全」に作用するとされています。
心身のバランスを取り、潜在意識に働きかけることで魂レベルを引き上げるために効果的なヒーリングストーン古代より世界各地で秘術の道具として用いられ、持ち主を悪いものから守り、願い事を叶える力を持つと信じられています。